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ハゲでオタクな離島在住者の生活
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嫌われ松子の一生
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嫌われ松子の一生

 嫌われ松子の一生を見てきた。

 その場をしのぐために、行き当たりばったりの行動を繰り返し、どんどん落ちていく姿が悲しい。

 なぜこんなに痛々しいのだろう?

 一つの手段が効果をを持つと、それが無効になるまで繰り返す姿。
 多分それが、自分の子供の時の姿を思い出させるからだろうか。いや、少なくとも自分はそうなんですよ。

 もう、それ、効果ないから

 お父さんを笑わせた一発芸も。
 自分のカラダも、テクニックも。
 一途な思いさえも。

 全部、使い減りさせて、それでも誰かに縋ろうとする姿が痛々しいんだろう。

 なんでそんなに他者に依存しようとするのか?
 あきらめろ。あきらめてしまえ。
 そうすれば、楽になるから。

 でも、楽になったけど。なにか足りない。
 足りない分は、酒と薬で補う。
 それでも足りない。

 そして、その足りない部分を見つけ出したってとこで、彼女が死んでしまうって構成は、あまりにも可愛そうだった。

 しかし、それ以外にオチのつけようがなかったのかもしれない。

 なんつーか、抑圧しようとするものからの解放をテーマの一つにしてるような気がしたのだ。
 それをテーマにすると、映画の中ででも一つの解答を示してしまうと、それが新しい抑圧になるかもしれない。だから、こうするしかなかったのだろうか?それなら仕方ないかもしれない。

 しかし、なんなんだろうなぁ。彼女に感じるシンパシーは。
 
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# by hageota | 2006-06-05 21:43 | 映画

ウェルカム・ドールハウス(トッド・ソロンズ監督)

 映画の感想などを書くのはどの程度許されるのだろうか?


 ヤハリ、ネタバレに関しては、ちゃんとしないとダメなんだろうか?>めさめさネタバレしますので、
ご注意を。


 最近、この前、「終わらない物語 アビバの場合」を見てから、トッド・ソロンズ監督に興味を持った。
面白いかどうかはわからないのだが、興味は持ったので、過去の作品を見ることにした。


 なんつーか、ダメ人間には色々身につまされる話ばかりで、まいった。でも、どれも、
非常に良い作品でした。


"http://www.sankei.co.jp/mov/review/97/0613welcomedoll/">
・ウェルカム・ドールハウス(トッド・ソロンズ監督)


 主人公のドーンちゃんは、いじめられっ子の中学生。


 上の兄貴は頭が良くて、下の妹は可愛くて愛想が良い。自分は、父からも母からも、
相手にされていないような気がする。


 学校でも、みんなに一目置かれたいけど、それほど可愛くもなく、頭が良いわけでもない。でも、
自分を「みんなに認めて」欲しい。でも、どうしたらいいかわからない。


 鬱屈した毎日。


 変わらない明日が、またやってくる絶望。


 早く別の何かに変わりたいのに、学校生活は遅々として進まない。


 


 中盤、ドーンちゃんは二人の男に想いを寄せる。


 一人は兄の同級生。兄のバンドのボーカル。歌のうまい、誰とでも寝る男前。


 一人は同級生のいじめっ子。「レイプしてやる!」と脅迫されてから、二人っきりになる時間が増え、
少しずつお互いに理解し合えるような雰囲気になる。


 しかし、彼女は非常に煮え切らない。側にいる方に気が向くかと思えば、
今はいない方へと想いを募らせたりする。


 どっちが好きなのか?実はそんなことはどうでもよかったのだ。


 自分で何者かになれるという希望のない彼女には、
外からの自分を変えてくれる存在であればなんでもよいのだから。誰とでも寝る男だろうが、自分をレイプしようとする男であろうが。


 セックスすることで、なにか違うものになれるかもしれない。


 多分、これが最後の拠り所ってくらい、
彼女は切羽詰まっていたのではないだろうか?


 しかし、ドーンちゃんの望みは叶えられず、二人の男はそれぞれの事情で町を去ってしまう。
一緒に駆け落ちでもすれば、「変わらない日常」からは脱出できるかもしれない。しかし、彼女はそうしない。そこまで、
夢を見ることができないし、なにより、今持っているもの(家族とか、保護者が保障してくれる生活とか)を失いたくないからだろう。


 二人の男性が去った後。ドーンちゃんの家族に大事件が起きる。


 妹が誘拐されてしまうのだ。(きっかけは、ドーンちゃんの些細な意地悪)


 「もし妹が死んでしまえば」


 これは、禁断の夢想ではないだろうか? 兄弟姉妹がいれば、一度は考えることだとは思うけども。
状況が状況だけに洒落にならない。


 妹が死ぬことで、絶望の淵に叩き落とされる家族。それを支える健気な自分。
やっと認めてもらえる自分。


 それらを一通り夢想したあと、彼女は妹を捜しに旅立つ。手がかりは特にない。
ロリコンビデオに出ているとか、些細な噂にすがり、妹の情報を求めて、都市を彷徨うだけ。


 妹を見つけてくれば、この事件を自分で解決すれば、みんなが自分を認めてくれる。彼女にあるのは、
そんな夢想だけ。具体的な方法も何もない。ただ、ただ、自分に都合のいい夢想だけにすがり、行動するだけ。


 結局、妹は近所のロリコンオヤジに監禁されていたのだが、無傷で家に戻ってくる。


 これほどの事件が起こっても、また明日が来るのだ。以前と何も変わらない毎日が、
明日からも続いていくのだ。変わりたくて変わりたくて仕方がないのに、狂おしいほど何も変わらない。彼女の絶望は如何ほどだろうか。


 


 ドーンちゃんの綴りは「dawn」なんだろうか?夜明けという意味の。


 希望に満ちあふれた、美しい名前。しかし、自分自身で、価値を見出せない、
変わることができない人間には、それも絶望でしかないのかもしれない。


 また、今日と変わらない明日が来る。
自分では変わることができないのだから、いっそ・・・・。


 ダメ人間には身につまされる話でした。


 


 


他にもダメ人間にはちょっとクル作品



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# by hageota | 2005-10-12 22:24 | 映画

お引っ越し

引っ越ししてきました。


前の住所はこちら


心機一転がんばります。


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# by hageota | 2005-10-12 21:08 | お知らせ